~とことんあそべる環境が、子どもの判断力を育てる~
- ◎子どもはからだもこころも遊びを通して成長していきます。
- 遊びが子どもの“仕事”であり“学び”です。季節感あふれる豊かな “遊び”を通して、自分自身の個性を大切にし、人、生き物、自然、すべての価値を尊重でき、感じられるこころとからだを育みます。
「生きる力」の基礎を身につける
考える力、工夫する力、物事に直面した時に解決する力、人と交わる心情的力のことをいいます。
幼稚園は、「生きる力」の 基礎をはぐくむことを目指します。
「生きる力」の基礎をはぐくむために5つの領域があると考えます。
これはこどもの育ちの窓口です。
クラスの壁・学年の壁をはずした中で、子どもたちの育ちに合わせ、保育者が用意した遊びや、子どもたちが興味を抱くだろうと思う遊びを進める全園的な活動を行っています。
緑が丘幼稚園では、就学までに遊びを通して基本的な生活習慣を身につけ、社会的なルールが身につくことを目標としています。
生活習慣を身につける事が、子どもたちが安心感や自信を持って周囲と関わっていくようになる為の、基本の一つと考えているからです。
生活に必要な習慣の形成の第一歩は家庭で行われます。
幼稚園はそれぞれの家庭で子どもたちが獲得してきたものを保育者や他の子どもたちと共に生活する中で、社会的にも身につけていく場です。
歌やリズムは私たちの生活を潤してくれます。
一緒に歌うことで、一体感を楽しみ、心を解放するひとときを味わいます。
幼児期は、歌いたい、弾きたい、やってみたら、きれいだな、気分がいいな…という思いを知っていきます。
わらべうた…大人からこどもへ、おとうとやいもうとへあそび継がれていってほしいと思います。
体の全体的なバランスや幼児期の運動能力を養いながら、体力つくりとして「うんどう遊び」を定期的に取り入れていきます。
専任の講師と遊びます。ネイティブスピーカーとの繰り返しのふれあいの中で、実際に体を動かし自然と耳から英語に慣れます。
幼児期の英語は「教育」ではなく、子どもたちが相手の言葉から、耳から、体で覚えます。
子どもたちが食べることを楽しめる食事環境が大切です。それにはまず、生活のリズムを毎日整えて、なるべく決まった時間に食事をとるようにします。
「主食」「主菜」「副菜」の「3つの器」を心がけます。 最近では朝食にパン食(菓子パン)のご家庭も多いようですので、毎日の献立にお米を取り入れ、栄養面でも注目されている「玄米」「雑穀」も使い、動物性蛋白質だけではなく、旬の野菜と良質な植物性蛋白質である豆製品も多様化した、一見派手さはなく地味であっても丁寧に作られた素朴な「おかず」を用意していきます。
食べ物は「生きもの」。食べることは、生きることです。社会が豊かになっていますが、食文化が乱れている昨今のように思われます。
作ってくれた人に感謝し、「いのち」をいただいていることを幼児期に培う大切さを知らせていきたいと思います。
心と身体に及ぼす食べ物の影響をよく考えた給食でありたいと思います。
「こう描くもの」だとか「こういう風につくるもの」だという決まりはありません。
その子どもの想像の幅を広げてあげられること描きたくなる環境づくりを心がけることその子どもの表現をそのままうけいれることで豊かな個性的な表現の芽を摘まないことです。描かされる絵ではなく描くもの全てに意味がありますね。
当園は、姉妹園である京王幼稚園とこども野菜園で遊んでいます。小さな種や苗であったものが太陽と水と気によって育ち、実をつけていく様に触れ、その実を使い、食す体験です。
野菜の双葉の時期、茎が伸びる時期、葉が茂るとき、つぼみをつけるとき、花をさかせるとき、実をつけるとき・・・そのときどきを楽しみながら、大切に見守る中で、優しさや驚き、不思議さを知っていきます。
子どもたちは自然とのきずなを深め、実体験を通して本物の「いのちの大切さ」を感じます。
子どもたちは、自分が育てたものが、おいしくなって食べられる、この感動体験は、どんな「ことば」や「知識」にもまさります。