セスジスズメガの大変身! ~年中組~
園の花壇にいた黒い幼虫を虫かごに入れて飼ってみることに。
葉っぱをむしゃむしゃ食べ、大きなうんちをする姿に興味津々の子どもたちです。
「緑色のウンチをしたよ」「大きいね!」
「葉っぱが全部なくなっちゃった!」
数日後…虫が小さく縮んでいったと思っていたら、皮を脱いで、さなぎになっていました!!
さなぎになってからも、虫かごを揺らすとビクッビクッと左右に動くこともあり…
「中はどうなっているんだろうね?」と不思議そうに観察を続けていました。
それからさらに20日後…登園してみると、虫かごの中で、何かが羽ばたいて…
「何かいるよ!」「飛んでる!」とみんなびっくり。
出てきたのは「セスジスズメガ」という種類の蛾でした。
(本来は土の中でさなぎになるそうです)
出てきた幼虫は、怖がる子もいれば、「目が大きくてかわいい!」「ずっと飼いたい」
と愛着を持つ子も。名前も付けました。
1番目…ニャゴちゃん(羽がネコの耳に似ているから)
2番目…おっちゃん(羽が縮れてうまく飛べず、落ちちゃうから)
3番目…あきちゃん(秋だから)
みんなで話し合い「きっと空を飛びたいよね」「お父さんお母さんのところに返してあげよう」
と逃がしてあげることにしました。
羽が縮れうまく飛べない蛾を心配する子どもたち。
「落ちても大丈夫なように下にバケツを置いておこう」
3番目の蛾は、さなぎの殻が足にくっついて上手く飛べませんでしたが
子どもたちがうまく剥がしてくれて、無事空に飛び立っていきました!
幼虫から成虫へと変身する姿、元気に飛び立っていった姿に驚いていた子どもたち。
命の不思議さを感じる経験ができました。
投稿日: | カテゴリー:園からのお知らせ